令和5年度佐賀県観光デジタル人流分析の結果を取りまとめました
県では、これまで共通基準による観光入込客統計調査(観光庁)及び佐賀県観光客動態調査(県独自調査)を実施し、県内の観光入込客数や観光消費額等の推計を行っていましたが、これらの調査は集計に多大な時間を要しタイムリーな情報提供が難しいこと、回答者の負担が大きいことなどの課題があったため、この度集計手法の見直しを行うこととしました。
本デジタル人流分析では、ビッグデータを基礎データとして活用していることから、従来の統計調査では収集が難しかった各観光スポットへの来訪者数、来訪者属性(発地、性別、年代別) 、周遊ルート、滞在時間等を把握することができるようになります。
この度、令和5年(1月~12月)の分析結果を取りまとめましたので、お知らせします。
1.来訪者数(日本人)
佐賀県の来訪者数 48,322千人(対前年比 +0.9%)
日帰り 46,049千人(対前年比 +0.3%)
宿泊 2,273千人(対前年比 +15.1%)
※県内居住者(通学・通勤者は除く)が登録した観光スポットを訪れた場合も含まれています。
2.調査結果
調査結果の詳細は、以下のPDFファイルにより御確認いただけます。
※留意点
・アンケート調査や一般的な統計調査では、対象者(来訪者)から直接情報を収集することができますが、デジタル人流分析では、
GPS位置情報から得られた膨大な量の情報を集計・分析し、できる限り近隣居住者の来訪等を除外した来訪者数を拡大推計して可視化しています。
そのため、各掲載データは、ほかの推計方法で得られた推計値と必ずしも一致しないことにご留意いただき、
佐賀県への来訪者のトレンドや行動パターンの把握、観光市場の状況把握のための参考値としてご利用ください。
・『佐賀県観光客動態調査(令和4年分まで実施)』とは集計手法が異なるため、単純な数値比較はできません。
・人流データは日本国内居住者を測定対象としており、訪日外国人は測定されていません。
【参考:過去の佐賀県観光客動態調査のPDFファイル】
R4年_佐賀県観光動態調査
(PDF:982.4キロバイト)